2011年05月28日

特別な瞬間は何気なく訪れる


こんなことってあるんだなあ〜・・な出逢い。
先月、岡崎城にお花見に行って、そしたら当然(?!)竹内文具さんにも行くわけで、来月ペンクリニックがあるというではないですか。でも大阪からわざわざなあ・・5月は梅田でもペンクリニックあるしなあ・・・・。と思っていました。5月もやっぱり竹内文具さんに行くことが出来ました(←半ば確信犯)。

ペンクリニックがあるのは知っていたけど、特に看てもらいたいペンがあるわけでもなかったので、またもやノートを買おうか(アンティーク万年筆も見たいしなあ)とお店に近づくと、ものすごい異質な雰囲気が・・・入れない・・・^^;
関西で2回ペンクリニックに行きましたがこういう雰囲気ではなかったので「行きたい」と安易に言ってしまったことを後悔。
入口に受付カウンターがあるのですが、それよりも奥にいる方々の圧倒的な存在感。せっかく連れてきてもらったけど、これは引き返すしかないかとさえ思いまして。
「万年筆に馴染みのない人に付き合わせるのは申し訳ないなあ・・・。近くに万年堂さん(←前回は行かずじまいだったので興味深々)もあるんだから、今日じゃなくてもいいんじゃない?」
という心の声が聞こえたのと同時に、ガラガラと扉を開けて入る付添人(頼もしい)。入ってみると、おそらくそこにいた皆さん万年筆絡みでした。万年筆ゾーンには足を踏み入れづらくいそいそと奥の便箋ゾーンに。

なんだかすごい熱気です。いつもこんなんなのでしょうか。関西人より熱い感じがしました。

で、ノートと便箋を手にレジに並んでおりますと、なんとなんと!!!
いつか出会えたらいいなあ〜(でも過去の限定品だし人気だったって言うから新品なんてないだろう)と思っていたペリカンのコンコルドがショーケースにあるんですよ。先月も同じショーケースを見たはずなのに、まったく気づいていなかった!!わたしの目は節穴かっっ


どうしよう〜 欲しい〜 可愛い〜 やっぱり素敵〜〜


思うじゃないですか。本物 目の前にしてしまったら。
ドリーミーなパステルカラーで、ペリカンの万年筆を手にするならコンコルドがいいなあって憧れていたので、思考回路が一気に飛んでしまって、自分でも何を言ってるのかさっぱりわからなくなっちゃって。付添人にも「ここにあるとは思わなかったっ!なんであるの?なんで???」と相手が知る訳もない無駄な質問を繰り返す始末。

今年はお誕生日万年筆は買わない宣言をしたというのに。。たった数日でその宣言を破ることになろうとは。
しばし落ち着いて考えた方が良いだろう、ということでいったんお店を出てお茶することにしました。でも、わたしの脳内はもうお花畑に蝶々まで飛んでいて何が何だかわからない。

通りすがりに万年堂さんに立ち寄り、竹内文具さんで買い忘れてしまったプラチナのコンバーターを購入し、おっちゃんと話が弾んで立派なペンカタログをいただきました(←このへんは蝶々飛んでてもちゃっかりしている)。
以前リサイクルショップで見つけたペリカンのボールペンやアウロラのテッシーの話をして、とっても良い物を購入したらしいということを知りホクホク。(何しろ全部合わせて500円だったので、おっちゃんはそっちに驚いていた)
雑誌で見た店主さんはカウンターの中にいて、おそらく奥様がお会計をしてくださって・・・じゃあペンカタログをくれたおっちゃんは誰?お店を出る時、また来てね〜と言ってくれたけど・・・(ミステリー)

ひとまず遅い遅いお昼ご飯を食べて再び竹内文具さんに戻りますと、ペンクリニックは終了し川口さんは外で喫煙タイム、店内は片付けの最中でした。
内心やや残念感を感じつつ、落ち着いて万年筆が見られるとウキウキ。
さっそく試し書きをさせていただくことに。 ドキドキ・・・

試し書きって何書くか迷いますよね。わたしはなぜか「紫」って書いてしまいます。あと「藤」とか多い。なぜなんでしょうか。
で、今回もさっそく「紫」って書こうとしたら川口さんが店内に入ってきて、書き味がどのくらい違うか調整してくれるというのです。

えっ・・えっっ・・???

まともに試し書きする間もなく気づけばテーブルに道具を広げて準備が始まっています。
今日は何か持ってきてる?と聞かれて、手持ちのペンを3本手渡すと「ふむふむ・・」と全部調整してくれました。
色々と(付添人と川口さんが)お話している間にすっかり書き心地が良くなった3本の次はコンコルドの番。
わたしは書き心地の良いペンでひたすら落書きするだけなので、話の内容はほとんど覚えていないのですが、唯一覚えているのが高校生の時に初めて購入した青い花柄の万年筆は川口さんが関わっていらっしゃったということ!
「じゃあ今度は大阪でクリニックやる時に持っておいで」
と言ってくれました。感激です。こんなことがあるんだなあ〜
で、コンコルドをわたしの書き方にピッタリになるよう調整してくれました。もちろん既に購入する気になっていますので、今はとにかく楽しく落書きするだけ。
その上サプライズなこともあって(川口さんにナイショだよって言われたので言いませんが)、二人とも楽しいひと時を過ごしました(と勝手に思っている)。
終了していたのにわざわざ戻って4本も調整してくれて、わたしにとっては本当に有り難いことだったのですが、それもこれもわたしがコンコルドを購入するか迷っているってことを外にいた川口さんに話してくれた付添人のおかげです。色んな素敵ハプニングが重なって思い出深いお誕生日になりました。
きっとこの万年筆を手にする度に、わたしはこの日のことを思い出してポッと心があったかくなるんだろうな。
posted by USA at 19:53| Comment(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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