2016年02月28日

あきない世傳 金と銀 源流篇 読みました。

健気なヒロインが成長していく物語は、田さんらしくて安心できる。銀二貫に似た感じなのかな?

9歳にして兄、父と亡くし、母妹と離れて商家へ奉公に出た幸。聡明で心優しいキャラクターは、これからどんな個性を放っていくかな?と楽しみになる。
作中の大坂言葉も、田さんの作品をいくつか読んでいることもあり、耳にその声が響いてくるようで馴染む。
大阪に住む身としては、江戸が舞台の時代小説とは異なり、地理関係が思い浮かぶので更に楽しめる。

作者のサイン会にて配られたカードには
「物が売れない時代の倹しい商家が舞台ですので美味しそうなお料理はほぼ登場しません。(ゴメンなさい) そのかわり、商いを巡る様々な知恵と汗と笑いをたっぷりお届けできればと願っています」
とありました。

時代は変わっても人の本質は変わらない。ほんのり心があたたまる物語になるのだと期待して、幸の成長を見守りたいと思います。
posted by USA at 18:54| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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