2015年09月06日

いま一番ときめく音楽との出逢い


昨年、前々から心惹かれていたスピーカー モニターオーディオのBRONZE 2を購入しました。
そしたら音楽を聴く楽しみが再燃してしまって、怒涛のようにCDを買いまくっています。
そしてそういう時には、新しい出逢いも必ずついてくるわけで。

昨年末からずーーーーっと好きで好きで聴き続けているのが、ギル・シャハムです。
ほんと素敵でうっとりして、恋しちゃってます。
イスラエル出身のヴァイオリニストなのですが、わたしヴァイオリン全くわかんないんですよね。弾いたことないから。
この方の音は透明で繊細でとても知的なんです。サラッと聴くと耳ノリのよい美しい調べなのですが、じっくり聴き込むととてもドラマティックでドキドキしちゃう。

出会いはヴァイオリンといえば…で何気なく手にした「四季」でした。
有名すぎる楽曲なので今さら説明の必要もないんですけれども、なんていうか、春夏秋冬それぞれの季節を彼の奏でる音と共に旅しているような、そんな気持ちになるのです。夏と冬は、特にカッコいい。バロック音楽の醍醐味を味わえます。
その次に購入したのが「ヴァイオリン・ロマンス」
これは有名どころの小品が集まったとても聴きやすいアルバムです。ロマンティックで甘やかで優美な雰囲気に酔えます。
どの曲も好きなんだけど、9曲目の“アンダルシアのロマンス”が好きかなー。
それから「オペラ・フォー・トゥー」「梁山伯と祝英台」と続けて。
オペラ〜は“ポーギーとベス”がカッコいいです。耳に覚えがあると思ったら、フィギュアスケートで使用されていたのですね。音の記憶ってすごい。他にも“インドの歌”とかいいなー。情緒的で好き。あとは“カルメン幻想曲”。これもカッコいい。
梁山伯〜はちょっと変わり種かもしれませんが、越劇を元にしたヴァイオリン協奏曲。中国ならではの優美な旋律が美しいです。カップリングのチャイコフスキーもダイナミックで熱が入ってて気持ちが盛り上がります。有名な曲でわたしも知ってたから余計かな?

で。この春、来日リサイタルがあったので鎌倉まで行ってきまして、最新の「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を購入しました。
サインも入れてもらったよ!!実物もとっても紳士で素敵だった〜 (ぽわわーん・・ってなった
バッハってあんまり聴いたことなくって。。この中で知ってるのは1曲だけでしたけどね!いまは全曲好きになりました。面白いのね。無伴奏って。ヴァイオリンという楽器の表現力の凄さを目の当たりにして(耳あたり?)、圧倒されております。
彼のヴァイオリンはポリニャック伯爵夫人っていう名前のストラディヴァリウス。
リサイタルで生の音を初めて聴いたのです。すごい。言葉が出なかったです。あの小さい楽器がものすごい鳴ってるの。高音の透明な響きと中低音のまるいふくよかで厚みのある豊かな音、その間を自由に行き交う(ように見える)彼の超絶技巧は、ほんとに一人で弾いてるの?!って思うくらい、目の前で演奏してるのに疑いたくなっちゃった。
すごいよホント・・ 2階席最前列のど真ん中だったんですけどね。息遣いまでちゃんと聞こえました。でももっと近くで観たかった!!
あの音をもう一度聴けるなら、関東まで遠征なんて全然平気だわ。正直、関西に来てほしいけど、関西じゃ満席にならないんじゃないかと思ったりする。なるのかな?わかんないけど。

出逢って10ヶ月近く。以来ずーーっと彼の演奏を何かしら聴いているわけですけれども、いまとっても欲しいのが「悪魔のダンス」というアルバム。(このタイトルに惹かれない涼風真世ファンはいないと思う)
これまたちょっと変わったコンセプトだよなー・・。でも絶対好きだと思う。
来月あたり。試験が終わったらどっぷり浸りたいな。 芸術の秋も到来しますからね。
posted by USA at 15:36| Comment(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月31日

2015年の手帳備忘録

手帳界、盛り上がっていますね。やっぱりほぼ日はすごい人気だなー。
昨年、今年とわたしもほぼ日weeksを使用しております。トモエリバーの書き心地には魔力があると思う^^;
かく言うわたしも、はやくも来年の手帳の手配を済ませました。10月にはラインナップ勢揃いの予定です。
ということで、ものすごく久しぶりに文房具記事書いておこうかと。


2015年はこの方々にお世話になりました。毎日持ち歩く相棒は1と2。3と4は家置きです。
1) 能率手帳ゴールド 小型版 
  2011年よりUSA家のトップスターとして君臨。来年でトップ生活6年目に入ります。
  会社では「おっさんすぎる」と不評なんですけど、わたしはイケメンだと思ってる。しかも手帳としての能力も耐久性も抜群で三拍子揃った最愛のおっさん。べた惚れなので添い遂げる気満々。
  (昨年、日本能率協会さんの「みんなの手帳部」に記事を掲載していただきました。恥ずかしくて今ごろ告白)

2) 三ツ紬手帳 Sサイズ
  2015年8月よりトラベラーズパスポートに代わり、能率くんの新しい相手役になった三ツ紬さん。
  泥大島の渋い色に可愛い模様が素朴なんだけどとても上品。
  ルックスだけじゃなく実力も大したもので、このサイズでトモエリバー仕様の本格派。主に芸術鑑賞ノートとして使用しつつ、セミナーや勉強したことのメモ書きやら分析やら、知的備忘録としても使用しております。 
  ああ、ほんと可愛い。ニヤニヤしちゃう。可愛い花嫁さんだわぁ〜

3) 新潮スリム手帳 革装版
  2015年より入った新人。新潮氏はほんまにスリムで無駄がない。しかも表紙はすごく地味なんだけど、裏がめちゃくちゃ上品なマーブル模様ときた。かなりオシャレセンス高いです。
  基本家置きの為、毎日持ちだされてヨレヨレ・ハゲハゲになるおっさんと違って年末までふかふか・すべすべ。紙はボンドペーパーでふかふかしてます。
  ボンドペーパーにちなんで、お金の備忘録として使用しております。来年も続投。

4) ほぼ日weeks
  今年でサヨナラとなるweeks。2年間という短い間でしたけど、とても楽しい思い出ばかりです。本当にありがとう。
  中身は日記 兼 備忘録です。お金のことは新潮氏に移行したので、読書、音楽、美容などの趣味が中心となっています。あとはその時興味のあった出来事や事象についてとか、雑多な感じ。
  2016年からのこの役割は、三ツ紬手帳(Mサイズ) に移す予定。オーダーしているのはものすごく華やかな美人なので、我が家の地味な布陣に光が差してくれることを期待しております。

4冊使いって普通の人からすると多いんだろうな。厳選してこの4冊だけど、本来の手帳的役割(スケジュール管理)を担っている物は1冊もないという・・・^^;
そう。わたしって手帳にほとんどスケジュールを書いてないんです。プライベートで手帳に書けるようなスケジュールって、趣味の事以外にないっていうね! いいの。それで本人がうまくいっていればALL OKだ。
posted by USA at 13:36| Comment(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

好奇心は人生を豊かにすると思う。

わたしがお金のことに興味を持った一番最初の記憶は、幼稚園の年長さんの時。
お小遣い帳をつけるよう、母から1冊の可愛いノートを渡されたことがきっかけです。
しゅうにゅう、ししゅつ、くりこし、の単語を覚えたのは5歳の時です。これを見せないと次のお小遣いがもらえなかったの。
自分で貯金しに郵便局に行くようになったのは小学3年生の時です。お正月の初貯金やお盆など、貯金に行くと貯金箱やらノートやらもらえるのが嬉しくて、せっせと通いました。
中学生。ボランティア貯金に切り替えた時、利息から税金が引かれることを知り大人の仲間入りをした気持ちだった。
複利のすごさを知って貯金計画を立てたのは高校生の時。(なにかの本を読んだ記憶があります)
高校卒業後は自分で学費を払うと決めていたし、一人暮らしも決定していたので(&宝塚資金も必要で)、アルバイト代をコツコツと貯金しながら、どうやったら少しでも増やせるのかを探っておりました。
ただ投資は全然わからなくて怖いものだと思っていたので、貯金一辺倒でした。 

その後、一人暮らしを始めたら、生活しながら貯金するのがどんなに大変か・・・。ほんと身に染みて実感しました。
若いころのわたしは食費を削っても舞台を観る、という命がけの趣味を持っていたので余計です。
だけどアホだったなーとは思いません。
自分のために使うお金に無駄はないと思う。あの時のわたしにとっては、すごく大事な経験でした。価値ある時間の使い方、自分の生き方の基本を決めるために必要だったと思う。

そして、ようやく。今さら感満載ですが、仕事が安定し、生活が安定してきたいま、やっと自分の将来を考えるようになってきました。
やっぱり仕事は大事ですね。若い人たちに安定した収入を得られるよう、世の中が整ってほしい。そうすればもっと日本は明るくなるなって、これまた実感してます。


昨年の春頃からぼんやり考え始めて、取り組みだしたのが昨年夏。
決めたら行動を起こすのは早いのですが、それまでじっくり考えをまとめるタイプです。(理解するのに時間がかかっているだけとも言う)

投資自体が初めてだったので、まず株式の購入(これは自分の仕事にも多少絡んでいて体験してみたかったということもあります)をやってみることに。
しかしこれはすぐに断念。危ない・・・自分にはキケンな香りがぷんぷんで、触れてはいけないと思いました。(購入した株がほんの僅かの間に倍になっちゃって怖くなりました。このジェットコースター感はキケンすぎる…)
増やすには色々な方法がある中で、わたしが選んだのは投資信託のコツコツ積立でした。
趣味や学ぶことに時間を費やしたいし、だけどやるからには興味を持って楽しみたい。

そこでまずお試し期間を1年と設定し、分散投資というものに挑戦することにしました。

「バランス投信にするか or いくつかの投資信託を組み合わせて自分好みにするか」

この1年、これを実践してみました。
成果がどうこうは考えず、自分の性格的にどちらが無理せず続けられるか、っていう目的です。
前者は、毎月1回しか手帳に書き込む機会がなくて、思ったよりも本当に何もすることがなくて、ちょっとつまんないなー・・・
後者は、毎月コツコツが数種類あるので手帳に購入口数を書き込んでいくのが楽しい反面、時期が良く、思ったよりも含み益が出てしまって心理的なゆさぶりが・・・

わたしにとっては、投資信託を購入する → 毎月金額や口数を書き込んで → データがたまってきたら(手書きの)グラフを作ってニヤニヤする

ということが楽しくて重要らしいことがわかりました。(このアナログ感はだいたいわかってたけど^^;
だけど複数あるとリバランスっていうのが大事なのだそうで・・・ これが計算苦手なわたしには悩ましい。

「多すぎず、少なすぎず、あんまり難しくならない程度に複数持ち」

を目指して考えること1週間。やっと決まりました。
バランス型を2つ組み合わせて(自分でリバランスしなくていい)、もうちょっと割合を変えたいところを付け足す(ここだけ自分で年に1回くらい調整すればいい)。
手帳に書くことも、データの蓄積も、グラフ作成もちゃんと出来るし、ほどよく楽ちんで望みの大半は叶えられそうな気がしております。

投資信託は信託報酬が安い方がいい、っていうことはわかったんだけど、わたしはベースにセゾン投信を選びました。
何故かというと、毎月レポートがメールで届いたり、機会あるごとに情報発信があるから。(そしてホームページがシンプルでわかりやすいので助かる)

投資は初心者だし、社会の仕組みや経済のことなど、わからないことはたくさんあります。
今の世の中、少し調べれば情報はよりどりみどりですが、その中から必要な情報を選ぶのは難しいです。まして知識がないと何がなんだかさっぱり・・
その中で自分の興味のあることしか選ばなかったら偏ってしまうなーって思ったので、自分の持っている投資信託を起点にして、多方面に興味のきっかけを見つけ出だせたら、放ったらかしの積立投資でもリアルタイムの世界の流れに触れることができると思ったからです。

今後、自分の知識が重なってくれば考え方も変わるかもしれません。 気になったことは何事も自分で体験して判断したいと思うタイプなので、きっと試したくなることも出てくると思う。
でも、回り道しても行き着くところはたぶんシンプルなところだと思う。
だから、超初心者であるいまの自分が選んだ視点って大事にしたい。

「わからないものに手を出してはいけません」

って、いろんな方がおっしゃってました。(先駆者の教えは素直に聞く良い子なのです)
だから好奇心を大事にしつつ、自分がわかることを真ん中に据えて、身の丈にあった方法を実践していきたいなと思います。
posted by USA at 00:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月30日

万年筆貯金のいま。そしてこれから。

明日は月末なので、万年筆貯金と銘打って始めた小銭貯金箱の中身をキレイキレイしました。
今月はあまりお金を使わなかったので4,081円しか貯まってなかった。
これまで単純に通帳INしてきたけど、今回から投資信託をスポット買いすることにしました。
この2年ほど万年筆資金は別途管理するようになった為、この小銭貯金の目的が曖昧になっちゃってたのが気になってたんです。(1年間の貯金では買えないくらいの大物を目標にし始めてしまったからです^^;)
目的がハッキリしないのに習慣だけが残る、っていうのモヤモヤしちゃう。 年間8万円近く貯まるのに勿体無い!必ず使い道を決めなきゃいけないわけじゃないし、かと言って増えない貯金をそのままにするのもなぁ・・・何か有効な方法ないかなーって思ってました。

昨年から資産運用について真剣に考えるようになって、本を読んだりブログを渡り歩いたりしてきた中で出逢ったブログの管理人さんが、臨時収入があった時は投資信託を小額のスポット買いされる記事をエントリーされていました。
なるほどなるほど。めっちゃわかりやすくて目から鱗!

なんていうか、考え方の基本がガツガツし過ぎてないところとか、行動にいちいち理由付けしなくても気軽にできてしまうところとか、だけどちゃんと理にかなってるところとか。

おおおおおー!!って思って、早速マネっ子させてもらうことにしました。
背伸びしたって意味がないので、自分の身の丈にあった形で続けられることが一番大事だと思うんです。
時がくるまで待つ より 今できることをやってみる の方が好きだから、早速!

問題は、わたしのメイン積立投信はセゾン バンガード グローバル バランスファンド・・・。(名前長いなー略称とかないんだろうか)
スポットの最低購入金額は10000円なので足らずなんですよね(_ _*)・・・シュン
そのブログの管理人さんは、少額から積立が出来る「世界経済インデックスファンド」という投資信託を購入されているようです。
昨年、お試しするのにセゾン投信と迷ったやつです。 あのとき迷ったご縁で、これにしようかなー。
いま、せっかく決まったポートフォリオにどんな影響が出るのか計算中。(計算苦手だからこういう時泣けてくるわ・・(ノД`)シクシク
まあ臨時収入的扱いなんだし、そんなにガチガチに考えなくてもいいよね。特別枠ってことでも。(←ってことにするつもりになってきた。計算の面倒臭さに負けそうで(ノД`)シクシク

そうと決まれば行動あるのみ。
明日銀行に行って小銭を全部通帳に入れたら買っちゃおう。(積立投資って、なんだかお買い物してる気分になって楽しいなと思ってる)

資産形成は時の流れにまかせて(いっさん)「当選金など臨時収入の使い方」

この記事ちょっと長くなってしまったので、資産運用お試し期間にわかったことなどは別のエントリーで残しておくことにします。
posted by USA at 23:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月28日

今日このごろ

気がつけば、このブログって11年も経ってる、、びっくり。
世の中には色々な形で自分の言葉を発信する方法があるけど、ブログはなかなか長寿な媒体じゃないかなーって思う。
外の人に向かっての発信はINSTAGRAM(と連動させているTwitterも含む)が中心になってきていて、更新頻度はそうとう落ちているので全く説得力はないのですが、ブログはそれらとはちょっと違う立ち位置です。
記事のエントリーにかかる時間も、10分くらいの時もあれば、半日以上かけて書く時もあり、内容も様々に移り変わってきました。
いまはわりとしっかり考えた文章の時にしかブログの更新をしなくなった感じで(と読み返してみたらそうでもなかった)、年に数回の記事数です。だけど閉鎖しようとは思わないんですよね。
雑多すぎて何のブログなのかもわからなくなりましたが、自分の変化が見られて面白いなーって思います。
強く心を動かされる対象については、ホントに自分でも笑えるくらい情熱的で・・恥ずかしかったりします。(←過去の自分は妹だと思うことにした)

さて。そんなわたしも(年齢だけは)大人になりまして、好きなことばっかりで生きていくわけにもいくまい。と考えるようになりました。
自分の生活はもちろん大事で将来も含めて、精神的にも経済的にも自立した生き方をしたいと思っていますが、同時に世の中への貢献や自分を支えてくれる人たちへの恩返し的な何か、について考えるようになってきました。
と言っても、具体的に何っていうことはまだぼんやりとしたものでしかないのですが…。
考えるだけじゃなく、決めたら行動で示せるように。日々そう心に言い聞かせています。

やっと、子どもの頃から憧れていた大人への階段を登り始めた気持ちです。
posted by USA at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月21日

「残された者たち」読みました。

読み終えて、「え・・なんで?」って思う。そして何とも表現しがたい何色ともわからない渦がもやもやと広がってくる。そのもやもやの広がりに抵抗したくて、何かを掴みたい思いで後戻りしページをめくる。

外の世界と遮断されてしまったかのような小さな小さな集落で、そこに居るのは村最後の生き残りとも言える校長先生、村でただ一人の子ども かおる、肌の色が違う兄 純、兄妹の父であるトビタカ先生、そしてかおるを教えている杏奈先生。

みんな血が繋がっていないし年代もバラバラで、肌の色さえ違っていたりするのだけれど、それぞれ心に何か暗いものを抱えていて、それ故に善良で優しく明るい。

かおるが連れてきたガイコツジンのお友だちエトーくんだってそうだ。
カタコトの日本語しか話せず、意思疎通が完全ではないと本人にもわかっているのだ。だけど彼の疑問形になってしまうカタコトの日本語は大人をあたたかく包み込む。

ハッキリさせないことで、相手を優しく包み込み癒している。同時にそれは、得体のしれない何かへの不安を増長させることにもなる。
それが大人には理解できることでも、子どもには説明がつかない。
時におばあちゃんになり、時に宇宙船になり、説明のつかないそれは形を変える。

子どもには大人が思っている以上に世界が見えていて、しかし彼らにとって説明のつかないそれは、時に深刻な事態を引き起こすことになるのだ。

小さく静かなこの集落で子どもたちの存在はどれほどの光を放っていただろうか。
一人二人と村の友たちを見送ってきたであろう校長先生の混乱と恐怖は想像して余りある。杏奈にしても、純にしても、トビタカ先生にしても、かおるの存在そのものが希望のようなものだったに違いない。
彼らの健やかな成長がただひとつの楽しみとも思えるほど、この集落は生の息吹から遠いところにあった。
子どもたちの素直で無垢な様子が鮮やかな光を放ち、読者を含めた大人たちの不安により濃い影を落とす。

1回読んだだけではハッキリとさせない結末の喪失感は大きい。けれども、ただそれだけではない。
2回読めば残された者たちには強い祈りと希望が残留する。
3回読めばそれが明るい未来に続いているようにも思えてくるのだ。

優しさも後悔も祈りも飲み込んで同化していく、まるで宇宙の銀河ように糢糊とした光と闇の間を行き来しながら。
posted by USA at 15:03| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月09日

天の梯〜みをつくし料理帖 雑感

なんとかなった。
なんとかしちゃった。

雲外蒼天すげー・・

そんな最終巻でした。
よかったよー。。じーんじーんじーん。

生きてる登場人物はみんな出てきたのかな?采女宗馬だけどっかいっちゃってたか。
ほんとに全員が幸せになれちゃったよ。
とびきりのハッピーエンドだったよ。
もう涙はこんこんだよ。

てかね。
源斉先生ばんざーーーーーーーーい!!
思わずホントに叫び声あげちゃった。
前から、静かに温かくいつも寄り添ってくれて、あと一歩前に出てくれ・・ってヤキモキしてきたけど、この日の為だったのか…と胸が熱くなりました。
源斉先生完璧、かっこ良すぎてまた惚れました。自分が澪になった気分でぽー・・・ってなっちゃった。
あああ。。もう一回あのページ読んでこよう。(←アホ)

澪。よく頑張ったね。
たくさんの辛い出来事を乗り越えての幸せ。これから先も困難はあるだろうけど、澪の強い愛情がたくさんの人を幸せにしてくれると思います。
ほんとにおめでとう!
posted by USA at 18:21| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

足のない鳥さんへ

背中に羽根がはえて 自由に世界中へ飛んでいけるようになったあなた
いま一体どこで休憩してるのでしょうか
元気にしてますか?
めまぐるしく季節は移り変わって いつの間にか11年も経っていました
静かに寄り添ってくれるあなたのおかげで
どの春も 寂しさとともに 感謝の気持ちも噛みしめて過ごすことができました

これからもそういう春を重ねて 
少しずつわたしたちの年齢は近づいて そしていつか追い越してしまう
ホントにホントに 意地悪な人だなぁ。乙女心を全然わかってないよ!(笑)

でも あなたがたくさんの情熱を残してくれたから
わたしはあなたに出逢うことができたし 
この先 わたしのような人も出てくるに違いなくて

あなたが信念を持って歩んだ人生は 間違っていなかったよ
わたしも あなたのように人生を凛として歩みたいと
いつも勇気をもらっています

どうかまた出逢えますように
posted by USA at 21:18| Comment(0) | 張國榮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月27日

果敢に挑戦するコーナー**春夏秋冬

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春夏秋冬

秋 あなたが居てくれたら どんなに素敵な季節だろう
寂しさを運んでくる秋風でさえ愛おしくて
秋の中にあなたを感じて想いが溢れてくるんだ
それはまるで 舞い落ちる葉が心の扉をノックするように…

冬 あなたが居てくれたら どんなに心強い季節だろう
曇り空の日にだって わたしたちには光が溢れてる
共に寄り添い 未来を語り合い
寒さなんて気にもせず歌うんだ こんな風に

この星でめぐり逢って 同じ時を生きた
ぼんやりしていた人生に火が灯り 幸せでいっぱいなんだ
わたしの心にいるのはあなただけだと 疑う必要もないなんて
この世界は素晴らしすぎるよ

夏 あなたが居てくれたなら どんなに輝く季節だろう
燃えるような太陽がじりじりと肌を焼くように
わたしの心も熱く焦がして つたうひとすじの汗に
微笑んで そして口ずさむんだ

この星で偶然出逢って 同じ道を歩んだ
これは運命なんだね 幸せでたまらないよ
あなたと離れてしまっても ずっと想ってる
この思いを断つなんてできないから
遠くにいても あなたを傍に感じていたいと思うから

春 あなたが居てくれたなら どんなに鮮やかな季節だろう
春の風が愛を抱くように あなたを思い出す時
わたしの心が揺らめきだすんだ
柔らかな緑が春の雨をやさしく香らせるように…

(USA/小薇)

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posted by USA at 22:26| Comment(2) | シリーズ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

美雪晴れ〜みをつくし料理帖 雑感

飛び切りのハッピーエンドに向けて大きく動き出しました。
美雪晴れというタイトルに相応しく、堂々と己の心星を見つめて進んでいこうとする澪の清々しさ。いつも澪を力づけて静かに支え続けてくれる源斉先生。ああああああーーー もうもうもう。この回ニヤニヤポイントがありすぎてたまらん><
ご寮さんの幸せ、それを優しく見守り背中を押すつる家の面々、心があったかくなりました。
佐兵衛の料理人としての情熱が澪の料理によって再び呼び覚まされて、野江ちゃんも元気になってきて、きっときっとみんな幸せになれるに違いない。そんな希望に満ち満ちた巻でした。
そうそう。りうさんに歯が生えた! ウケたw っていうか、ページの切り方w こういうのはやっぱり本ならではだよなぁ〜。


巻末には、昨年9月朝日新聞に掲載された小松原さんと相模屋さんのお話が載っております。“琥珀寒”は銀二貫に登場したもので、なんかこう・・じーん・・・。

まだ1回しか読んでいないので、詳細はまた明日にでも書くとして。
源斉先生とのこと、希望は捨てません。恋愛小説じゃないということはよーく承知しておりますが、どうしても源斉先生には澪とほのぼのな家庭を持たせてあげたいんですよ・・・。ご飯ちゃんと食べてくれないと心配で心配で(_ _*)・・・シュン 身分違いの件は、、、まあいいじゃないか。なんとかなるさ。
わたしの妄想の楽しみを奪わないで最終回まで期待させてくれた田先生、ほんとにありがとうございますo(_ _)o

次回8月刊行、最終回。「天の梯」
posted by USA at 17:37| Comment(3) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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